点光源LEDチップ
LIGHT EMITTING CHIP鉛フリーRoHS 指令標準

●点光源LEDチップ
点光源LEDとは、通常のLEDとは異なり、点状の発光部を持つLEDです。一般的に、光学式エンコーダのスケールを検知するなど、精密な測定を行うセンサーの光源には、発光部の径が小さい方が有利です。例えば、面発光LEDから発したビーム径に比べ、スケールなどの対象物の大きさが大きい場合、光の回折により対象物に生じる影がぼやけて、検知精度が低下することがあります。これに対して、発光部径が小さい点光源LEDではビーム径を小さくすることができるため、対象物により生じる影をシャープにすることができます。そのため、光学式エンコーダのスケールを検知するなど、精密な測定を行うセンサーの光源には点光源LEDが有利となります。コーデンシでは、赤色（650nm）、赤外線(850nm)、側面洩光対策を施した点光源チップを開発・生産しています。