光のビジョン

コーデンシは、創業時の「技術を磨き、商品を他社に先立って開発し、お客様の笑顔が見たい、世の中で大きな存在でいたい」という気持ちを持ちつづけています。

コーデンシは、日本で初めて反射防⽌膜コーティングが不要のまったく新しい生産プロセスを開発し、そして完成させたのが工業用シリコン光電子変換素子、いわゆる太陽電池です。その後、友禅染の製造技術である「シルクスクリーン法」を取り入れて独自の製造工程を確立し、経済的な電卓用シリコン単結晶太陽電池を開発いたしました。
このように、異分野からも製品開発のヒントを得ようとするひたむきな姿勢が、わが社の成長を支える原動力となっています。

現在のコーデンシは、シリコンの立体加工、発光素子、受光素子、これらを組み合わせたフォト・インタラプタ、フォト・エンコーダ、フォトIC、光リモコン受光モジュールなどの各種光センサを開発、商品化しています。
最近では、業界で一番薄い「光学式エンコーダ」を、業界で一番小さい「チップ光リモコン受光モジュール」、業界で一番幅広いギャップを持った「ワイドギャップ・フォトインタラプタ」など特色の有る商品を世の中にリリースしています。また、次世代に向けて、幅広い光の波長帯域に研究の眼を向けています。

コーデンシはこれからも、光半導体の分野の可能性に挑戦し続けます。

デバイス・テクノセンター

デバイス・テクノセンター

光半導体専業メーカーとして、独創性豊かな製品の開発で時代をリードする私たち。ますます高度化、多機能化するさまざまな光のニーズに対しても、当社の最新技術でお応えします。

当社の研究開発姿勢

当社の研究開発姿勢

光半導体に携わる企業として、「環境にやさしく・良いものを・安く・速く」というEQCD(Ecology・Quality・Cost・Delivery)を最重要項目に位置付けて、お客様の多様なニーズに応える製品を日々研究開発しています。

また、光ディスク・光通信・LEDプリンタなど、今後の成長が見込まれる有望なマーケットにむけた投資・開発を効果的に実施し、新たな技術シーズを発信していくこともまた重要です。

多様なニーズへの対応力と独創の技術力により、さらに高次の技術開発・製品提案に結びつけていきたいと考えます。

研究開発テーマ

1. 光センシング関連

光センシング

光センサーは弊社の主力商品です。大手家電、産業機器メーカに実績があり、多様なセンシング要求に応えるために光学、回路、機構設計の開発を進めています。

3次元加工による微細センシングやサブミクロンC-MOSウエハープロセスの特徴を生かしたデジタル処理回路混載のミックスシグナル混載ICで、小型、高性能の高付加価値製品の開発を進めております。

2. 光メディア関連

光メディア

CD/DVDには、幅広いラインナップと実績を有しています。

次世代DVDなどの高速、短波長の市場要求に対しては、専用エピ装置とプロセスの微細化による対応を進めています。

Blue感度、高速性のZnO/Siヘテロ接合の量子効果を利用したシリコン受光素子のサンプル品も出荷する予定です。