Smart Sensing 2025
コーデンシは東京ビッグサイトで開催される「Smart Sensing 2025」に出展いたしますのでお知らせいたします。感染防止のための非接触デバイスも広く認知されるようになりました。何もない空中に映像を浮かべ、それを目印として機器を非接触で操作できる空間入力モジュールをはじめとして、コアデバイスである測距センサやサーモパイル温度センサ、ほこりセンサ、光学式エンコーダ、カラーセンサ、そして導波路光学系を用いた超小型レーザー光源モジュールなど「一歩先の未来をセンシング」な製品を展示いたします。
■展示会名 Smart Sensing2025
■期間 2025年6月18日(水)~6月20日(金)、10:00~17:00
■出展場所 東京ビッグサイト東8ホール C-2

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注目の製品

RGBレーザー光源モジュール

世界最小クラス

RGBレーザー光源モジュールは、Red(赤)、Green(緑)、Blue(青)の3つのレーザー光を1つの光の束にまとめたもので、各レーザーの発光色を混ぜ合わせることで、様々な色を表現することができる光源です。スマートグラス等に搭載される用途で、よりコンパクトなサイズで高性能を実現することを目指して開発が進められています。現状では、空間光学系を用いて光を混ぜ合わせていますが、その光学系を小さくするには限りがあります。本開発ではシリコン基板上に光導波路構造を作製し、これにRGBレーザー光をそれぞれ結合させ、光導波路内で光を混ぜ合わせる構造を採用することにより、世界最小レベルのRGBレーザー光源モジュールを開発しています。スマートグラス、ヘッドアップディスプレー、マイクロプロジェクター、レーザー照明、そして網膜投影用マイクロプロジェクター等への応用が可能です。
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赤外線測距センサ

三角測量方式を応用した赤外線測距センサ 非接触操作の要素デバイスです。

三角方式の赤外線測距センサは、光源LEDと光の入力位置を電圧として出力するPSD(半導体位置検出素子)から主構成されます。光源LEDから発した光ビームは対象物に反射し、PSDが受光します。このPSDへの受光位置は、対象物との距離に応じて変化します。この変化を電圧として出力し、これを距離に換算することにより、対象物とセンサとの間の距離を求めます。
この方式の特徴は、色や反射率に影響されずに人や物体までの距離を検出することができます。その利点を応用してお掃除ロボットの段差検知や、トイレや事務機器などの人体検知、非接触のスイッチ操作など、様々な場面で応用されています。
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フラットタイプサーモパイルセンサ

独自開発の光学系「リフレクタ構造」によりレンズレス

独自開発の光学系「リフレクタ構造」により、対象物からの放射光を、赤外線を透過させる材料を用いた高価なレンズを用いることなく、検出部へ集光可能とした業界初の高精度サーモパイル型非接触温度検知センサです。
■概要
従来型では入射光を受光素子へ集光するためにSiレンズを用いています。このレンズ作製では切削、研磨等の多大なエネルギー及び材料ロスを生じます。しかし、本開発では他にない独自のリフレクタ構造を採用することにより、レンズレスで受光素子に入射光の集光を可能としております。そのため、省エネルギー化、低材料ロスを達成しており、尚且つ低価格化を可能としました。
本開発品はサーミスタに比べ応答速度が速く、温度精度が優れています。そのため、従来このサーミスタが使われている分野で高性能化を実現することにおいて、新しい市場を開く可能性があります。また、既存のサーモパイル型温度センサの置き換えに加えて、昨今のコロナ対策で、あらゆる場面で行われている非接触での体温測定のため、体温計用途としても適用でき、高精度、低価格で尚且つ低環境負荷なソリューションとして提案いたします。
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