注目の製品

LEDラインナップ

1.LEDラインナップの概要

コーデンシでは多種多様な波長のチップを実装したパッケージング、またパッケージングされた素子を基板に実装するアセンブリー商品の設計、開発が可能です。例えばバックライト向けのサイドビュータイプやインジケータ用の小型、薄型のパッケージ等を取り扱っています。パッケージングではパステルカラー、赤、緑、青、白色等の各種可視光の発光色から近紫外光、赤外光まで多種多様な製品のラインナップを取り揃えています。照明や電化製品のインジケータ、等、またパルスオキシメータなどのセンサ用光源としてもご採用していただいております。
精肉用等の特殊色やショーケース用照明のカスタム対応の実績もございます。その他要求事項に応じてカスタム対応が可能です。
(LEDカタログをリニューアルいたしました。下記よりダウンロード可能です。)

2. パステルカラー/特殊波長LED

●製品概要
・イルミネーションはもちろん、植物栽培や分析用光源としてご提供します。
・パステルカラー、白色・電球色・世紀該当、ご要望に合わせて色を作成いたします。
・トップビュー、サイドビュータイプで数種類のパッケージをラインアップしています。

また、こちらのリンク先には照明・光源・装飾用LED等、様々なLED製品が掲載されております。
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(LED製品情報)

3.演出照明用LED

演出照明用LEDは対象物をより最適に演出すための製品です。一般的な蛍光灯、白熱球とは違い色味やスペクトルをコントロールすることができ、対象物に応じて最適な光源を作成する事ができます。
例えば、生鮮食品向けへの応用があります。お肉がおいしく見える様に白色光でありながら赤味を強調した高輝度紅白色LEDや、野菜がフレッシュに見える様に菜色を強調した高輝度鮮白色LED、お魚が新鮮に見える様に青みを強調した高輝度冷白色LEDなどを開発しております。
では、なぜ美味しく見えるのか? それはLED光の波長分布を、お肉や魚などの生鮮食品が映えるように最適な波長分布に調整しているからです。どうやって調整するのか? それはLEDから発する光の波長を変換する蛍光体をブレンドさせ、微妙な光の調合を実現しているからです。
色調合の「匠の技」は、様々な用途にカスタム対応が可能です。

■製品概要
・対象物を最適に演出可能
・スペクトルや色味のカスタマイズも可能
■用途
・ショーケース(精肉、生鮮等)
・各種照明等

4.パルスオキシメーター用LED

新型コロナウイルスの影響でパルスオキシメーターが一般家庭にも普及しております。
弊社では赤色光は660nm、赤外光は880nm、910nm、940nmのラインナップを
取り揃えており、要求に応じて各波長のカスタマイズも可能です。
また汎用的な3.5*2.8mmサイズのパッケージを使用しております。

■製品概要
・パルスオキシメーターを想定した波長設定
・赤外光は880nm、910nm、940nmをラインナップ
・各波長のカスタマイズも可能
■用途
・パルスオキシメーター用光源
・各種センサー用光源

5.低誘虫光源/防蛾灯光源

夜、虫が寄らないLED照明です。

虫が寄ってこない光源についてお話します。夜に散歩をしていると、店舗の照明や街灯に羽虫が群がっているのをよく見かけます。ここで、人間や虫が光をどのように感じているかということを考えます。まず、人間の眼を光センサーとしてみると、その分光感度は波長約550nmをピークとして、約400~700nmの範囲で光を検知することができます。これは紫色から赤色に対応しており、緑色に最も感度が高いということを示しています。そのため、一般的に人間は緑色の光を最も強く感じることができます。これに対し、虫の眼の分光感度は波長約360nmにピークを持ち、約260~550nmの範囲で光を検知することができます。人間では検知しずらく、かすかに薄紫色に見える色で最も強く光を検知することができます。また、虫には光のある方向へ近づくような行動(走光性)を持つものもあり、よく夏場に見かける水銀灯などの紫色の光源で、寄ってきた虫をバチバチと電気ショックで捕虫する電撃殺虫器は、この分光感度特性と走光性を利用しています。この原理を逆に考えると、人間の眼には通常の照明光として見え、虫の眼にとっては検知しにくい光源であれば虫は寄ってこないことが言えます。極論としては虫の眼では検知できない赤い光では虫は寄ってきません。しかし照明光として使うには難があります。そこで最近話題となっているのが、LED照明です。LED照明は、光源LEDの種類と波長を長波長側に変換することができる蛍光体を用いて、色と波長の関係を調整することができます。虫の眼が検知しやすい紫から青の波長成分をなるべく低く抑え、尚且つ照明光として有用な白色や暖光色になるように調整すれば、虫が寄ってこない照明光源を作ることができます。左図はコーデンシが開発した低誘虫LEDの性能実験です。一般照明用のLEDと比べ、確かに寄ってくる虫の度合いは少ないことが実証されています。
【参考文献】
光学第4巻第1号(1975年2月) 光環境と生物

製品紹介:高輝度低誘虫:LP831-010D(T)
■製品概要
波長400nm付近の出力の削減により低誘虫性をアップした照明用LEDです。
■用途
照明、夜間照明
■特長
薄型表面実装パッケージ、サイズ:3.5×2.8×0.7㎜、暖光色

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